スマートフォンで家計簿をつけられる! 注目の家計簿アプリをまとめてみた

いつでも頭を悩ませるお金の管理。クレジットカード、電子マネー、レシート……多くの決済方法が実現されて、支払いは便利になりましたが、その分、家計簿を管理するのが大変になりました。

その問題を解決してくれるのは、身近にあるスマートフォンなのかもしれません。スマートフォンのカメラ機能を使ってレシートを読み込んだり、金融機関と連携して家計を管理したり、多機能なものが続々リリースされています。

現在注目する家計簿アプリをまとめてみました!

家計簿アプリ

1. Money Forward

https://moneyforward.com/

マネーフォワードが提供するオンライン家計簿ツール。基本無用の家計簿アプリで、PC、スマートフォンアプリから利用することができます。銀行、証券会社、年金、電子マネー、通販、クレジットカード会社等、全部で1455社と連携しています。口座情報を登録することで、自動的にお金を管理してくれます。

また、家計簿アプリのRecoRecoと連携しており、レシートを撮影するだけで日々の家計簿を付けることもできるようになっています。

上位のプレミアム会員があり、月額500円を支払うことで、ファイナンシャルプランナーや会計士の方へメルマガで質問できたり、現状のデータを元に将来の資産のシミュレーションするなど、10の特典が用意されています。

2. Moneytree

https://moneytree.jp/

マネーツリーが提供する明細管理アプリです。大手銀行やクレジットカード会社などの金融機関、500社と連携しており、この連携する機関も随時増えています。無料のアプリで、将来的には課金サービスも考えているようですが、現在登録から12ヵ月間、全ての機能を無料で使えるキャンペーンが行われています。

最大の特徴は、人工知能が自動的にカテゴリ分けしてくれる機能です。また、データ分析機能も搭載されており、自分の消費傾向や、そこから分かる消費癖も指摘してくれます。

アプリとしてはiPhone版のみがリリースされていますが、App Storeの2013年ベストアプリにも選ばれ、現在30万ダウンロード突破するなど、着実にユーザー数を増やしています。

3. zaim

http://zaim.net/

Zaimが提供するオンライン家計簿アプリ。Money ForwardはRecoRecoでレシート読み込みを実現しましたが、zaimはアプリ単体でレシート読み込みと口座情報・クレジットカード情報を管理できます。もちろん無料です。

家族と家計簿を共有するアカウント共有機能や、スタンプを用いたゲーミフィケーション、自分と同じ年齢や生活スタイルを送っている人の統計情報との比較、Evernoteとの連携など、独自の機能が多くあります。

4. レシーピ

http://receipi.jp/

大日本印刷が提供する家計管理アプリ。レシートを読み込むことで、そのレシートに書かれている食材を使ったレシピを表示するという特徴を持っており、主婦向けの家計管理アプリとなっています。

しかし、口座別、クレジットカードによる支出も行えるため、主婦でなくても便利に使うことができます。カレンダー機能も付いており、特売日を登録することで指定したタイミングで通知を出すこともできます。

5. ReceReco

https://www.facebook.com/receipt.recorder

BrainPadが提供する家計簿アプリ。ReceRecoは公式ウェブページがありませんが、Naverまとめに非常によくまとまったものがありますので、こちらをご参考ください。

メインの機能はレシートの読み込みです。食費や交際費、家賃など、デフォルトで用意されたタグによって簡単に家計簿を付けることが可能です。

ちなみにアメリカはクレジットカード社会と言われていて、現金決済よりもカード決済の方が多いと言われています。一方で日本は現金決済が決済の半分以上を占めるため、レシートを使った家計簿管理を中心と据えたとのこと。詳しくはこちら

他のアプリと連携機能に優れています。前述の通りMoney Forwardと連携して家計管理を強化したり、Evernoteと連携・保存を行ったり、CSVとして出力することもできます。

6. mint

https://www.mint.com/

Intuitが提供する海外で高い支持を得ている家計管理アプリ。App Storeの情報によれば、1300万人のユーザーがいる最大規模の家計管理アプリです。

予算設定、設定した予算内に収めるための方法提案、定期支払いやクレジットカード決済で近日中にある支払いのリマインダーなど、幅広い機能を持った優れものです。

他の家計管理アプリと一線を画すのがマネタイズ方法だと思います。他はアプリ内課金や広告収入で収益を上げるモデルですが、MintはWay To Save(節約機能)で支出を抑えたときに仲介料を得ています。詳しくは『How is Mint free?』のページをご覧下さい。

最後に

みなさんが気になるアプリはありましたか?

アプリのファイナンシャル項目はそれほど人気があるものではありませんでしたが、100万ダウンロードを突破したReceRecoを始めとして人気が高まっています。

みなさんもスマートフォンで家計簿、初めてみませんか?

(Photo: Pen to paper Project 365(2) Day 145 by Keith Williamson)

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