ウェブサイトに内部的な検索エンジン対策(SEO)を仕掛けることを、On-Page SEOと呼びます。
Googleが発行する「Google検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」には、“このようにウェブサイトを作成すると効果的です”というマニュアルが書かれており、それに沿って作ることでOn-Page SEOを行うことができます。一例として、以下のものがあげられます。
- キーワードの選択
- ページタイトル
- メタディスクリプション
- URLの最適化
- H1タグ
- ページコンテンツの最適化
- 内部リンク
- 画像の最適化
もちろん、他にもCSSやウェブサイトの構造など、やるべきことは多々ありますので、本当にただの一例に過ぎません。
今、あなたのウェブサイトには適切なOn-Page SEOが施されていますか? それをはっきり見ることができる『ONPAGE SEO TOOL』を使って、確認してみましょう。
ONPAGE SEO TOOL
利用方法は簡単。ページにアクセスして、Type the URLと書いてあるところへ、診断したいウェブサイトのURLをコピペします。
あとはCheck On-Page SEO scoreをクリックするだけで診断してくれます。
診断してくれる項目は、以下の11個です。
- キーワード密度(Keyword Density) : ウェブサイト中に出てくる主要なキーワードの頻度。ただ、ここはあまり気にしなくても大丈夫です。
- タイトルタグ : ウェブサイトのタイトル。
- メタディスクリプションタグ : ウェブサイトの簡単な説明文。
- URLタグ : ウェブサイトのURL。
- H1タグ : ウェブサイトで表示される、最も重要な単語・文章に用いられるタグ。1ページ、1H1タグが原則。
- イメージタグ : いわゆる<alt>タグで、検索エンジンのクローラが参考する画像ファイルの名前。
- H2, H3タグ : ページで表示されている重要なキーワード。優先度はH1 > H2 > H3タグ。
- テキストの割合 : ウェブページのテキストの割合。
- キーワードタグ(Keyword focus Tag) : そのページをどのようなキーワードで検索して欲しいか、というタグ。
- アンカータグ(a href Tag) : ウェブサイト中のリンクが適切に貼られているかどうか。
- カノニカルタグ(rel canonical Tag) : 例えばwww.があるものと、なしのものを統一するもの。301リダイレクトにより、正しいページへ移動させる。
最後に
みなさんのウェブサイトはどうでしたか?
On-Page SEOは、Off-Page SEOと合わせた場合、効果が及ぶ範囲は全体の3割だとも言われています。しかし、SEOだけでなく、ユーザーのウェブサイトの使い勝手にも関わってくるものなので、適切にOn-Page SEOを施せるよう心掛けるとよいでしょう。