日本の主要なSNSのアクティブユーザー数を調べてみた

日本のインターネット人口は、平成25年度版の情報通信白書によれば9652万人に達し、国民10人のうち、実に8人がインターネットを利用しています。一方で、ICT総研の調査では日本のSNS人口は4965万人に達します。単純計算で、インターネット利用者のうち、半分以上がSNSを利用していることになります。

Facebook、Twitter、LINE等々、日本で人気となっているSNSはいくつかあります。実際にどのSNSが、どれくらいの日本人のアクティブユーザーを抱えているのか、調べてみました。登録ユーザー数を発表するSNSは多いものの、アクティブユーザー数を発表するSNSは少ないため、推測に近いものもいくつかありますが、ぜひご参考ください。

日本のSNSのアクティブユーザー数

  • Facebook : 2100万人 (Source : nikkei, Date : 2013年8月)
  • Twitter : 2070万人 (Source : Twitter & Mashable, Date : 2013年11月) ※1 : Twitterのアクティブユーザー×日本人ユーザー率で導き出したもの
  • YouTube : 5078万人 (Source : comScore via Garbage NEWS, Date : 2012年7月) ※2 : 公式発表ではなく、データも古くなっている
  • LINE : 4000万人 (Source : TechCrunch, Date : 2013年11月) ※3 : 日本のユーザー数×日本のアクティブ率で導き出したもの
  • Google+ : 252万人 (Source : in the looop, Date : 2013年3月) ※4 : Windows PCのみで、Mac OSやスマートフォン、タブレットを含まない
  • Mixi : 1300万人 (Source : Mixi, Date : 2012年度第三期) ※5 : これ以降Mixiはアクティブユーザー数を公表していないため、データが古くなっている
  • Mobage : 383万人 (Source : GameBusiness.jp, Date : 2012年10月) ※6 : 公式発表ではない
  • Gree : 270万人 (Source : GameBusiness.jp, Date : 2012年10月)
  • LinkedIn : 51万人 (Source : Social Bakers, Date : 2012年2月) ※7 : 公式発表ではなく、データも古くなっている

YouTubeは一般的に動画共有サービスと言われていますが、最近のソーシャルメディアユーザー数調査の対象として組み込まれることが多いため、こちらに入っています。ソーシャルメディア人口を超えているのはそのためです。動画マーケティングがより活発となると言われている2014年には、さらなる活性化が期待できそうです。

さて、こうして数値を並べると、ソーシャルメディアと言われているサービスの中ではLINEが突出して多いことが分かります。また、80%というアクティブ率も驚異的です。他のソーシャルメディアでも、これほど高いものはないでしょう。

また、Google+の現状数値も気になるところです。世界的にユーザー数が第2位のSNSとなっており、ユーザー数の伸びは顕著です。日本の数値も10ヶ月以上前のもので、かつWindows PCしか含まれていないため、増加しているのではないでしょうか。SEO的にも無視できないところであるため、動向に注視しています。

最後に

いかがでしたでしょうか。

グラフにしてみると、FacebookとTwitterという、2大SNSの存在が大きいことが再認識できました。そして、LINEとYouTubeは若干毛並みが違いながらも非常に大きなユーザーを獲得しており、マーケティング上でも若年層を対象とするなら無視できないプラットフォームでしょう。

これから、また新しいプラットフォームが出てくるにせよ、現在のものが伸びるにせよ、ソーシャルメディアに対するユーザーの動向は要注目です。

(Photo: Tweet Up by Maryland GovPics)

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