写真共有サービスのInstagramは2012年7月に、Facebookに10億ドルで買収され、大きな転換期を迎えました。昨年2月には月間アクティブユーザーが1億人をこえて、2014年3月には2億人を突破しています。
さて、eMarketerは今日、アメリカのスマートフォンユーザーのInstagram使用状況を発表しました。
この調査によれば、アメリカのInstagramの月間ユーザーは3500万人にのぼっています。これはアメリカのスマートフォンユーザーの約24%が、写真にフィルターをかけたり、共有する目的でInstagramを利用していることになります。調査内で行われた予測によれば、2016年にはユーザーが5000万人に達するとのこと。
eMarketerはTwitterとのユーザー数比較も行っており、アメリカのスマートフォンでTwitterを利用しているユーザーは3080万人で、Instagramの方が上回っています。Instagramはモバイルにフォーカスされたもので、Twitterは必ずしもそうではないと言っても驚くべき成長です。ちなみにTwitterの月間アクティブユーザーは2億4100万人で、Instagramが肉薄しています。
Twitterは最近モバイルの画像機能を強化しており、ショートビデオサービスであるVineも提供しているため、Instagramにとっては最も身近なライバルといえるかもしれません。スマートフォンユーザーが、そのユーザー争いの行く末を決めそうです。