みなさんのスマートフォンの中には何のアプリが何個入っていますか。日本の1人の平均アプリ所持数は、45個!すべてのアプリを使い切れている人はいるのでしょうか。今回は、スマートフォンにインストールされているアプリとアプリの寿命についてご紹介します。
最も使われているアプリとは
アプリを何個もインストールしていても、実際に使うアプリは限られています。普段、日常でスマートフォンが何に利用されているのか利用アプリジャンルからみていきましょう。
最も利用したアプリジャンル上位5つ(2013年)
(「2013年スマートフォンアプリの利用実態調査」MMD研究所より)
最も多いのは、無料通話やチャットで、2番目のSNSを大きく引き離しての利用頻度です。上位2つにコミュニケーションを主としたアプリが上がっていることから、多くの人がスマートフォンでコミュニケーションを行っていることが伺えます。では、スマートフォンユーザーが最も利用しているアプリをみていきましょう。
(「最も利用しているアプリ名」MMD研究所より)
1位「LINE」、2位「Facebook」、3位「Twitter」という結果ー。
上位3つのアプリからもみてとれるように、無料通話やチャット、SNSのようなコミュニケーションアプリが最も利用されていることがわかりました。携帯電話やフューチャーフォンでは、通話やメールが主流でしたが、スマートフォンに変わりアプリを使ったチャット機能が通話やメールに代わったコミュニケーションツールに成り代わったといえるでしょう。
アプリの寿命
面白いアプリを見つけるため、インストールとアンインストールを繰り返している人もいるかもしれません。どのようなアプリがそんな繰り返しの波に遭っているのか、使われなくなったアプリのジャンルからみてみましょう。
(「ダウンロード後、使用しなくなったアプリのジャンル」MMD研究所より)
やはりゲームや写真アプリは、遊んだら終わりということなのでしょうか。飽きがくるとアンインストールされてしまう傾向にあるようです。
インストールするアプリの2つの特徴
- 比較的長い期間に渡り使用するアプリ
- インストールしても短時間でアンインストールするアプリ
この2つの特徴から、愛用されるアプリは決まっているように思われます。通話やチャット、乗り換え、スケジュールなどといった日常生活に関わるようなアプリは、比較的アンインストールされにくいようです。
男女別ユーザーの所持率が高いアプリ
男性と女性では、持っているアプリも大分違ってきます。
(「iPhoneユーザーがダウンロードしている無料のアプリのジャンル(複数回答)(男女別)」より)
男女ともに最もインストールされているのが、ゲームアプリです。次に交通やナビゲーション、天気といった日常生活に関わるアプリが上がっています。ニュースやビジネスといったアプリでは、男性の方が多くインストールしている傾向があります。女性の場合では、グルメや健康、占いといった普段生活で使用頻度が高いアプリがインストールされています。
最後に
スマートフォンの普及から様々なアプリが開発されるようになりました。多くのアプリがインストールされる中、やはり最も利用率が高いのはコミュニケーションアプリということがわかりました。日本では、LINEが主流になり、多くの人に利用されています。アプリを上手に使って、日々の生活でより良いコミュニケーションがとれるようになりたいですね。
(Photo: iPhone 5S. by John Karakatsanis – CC BY-SA )