WebPayは5月28日、決済手数料を引き下げるプランの発表を行いました。
- ウェブペイ、決済手数料が業界最安水準「2.69%」の月額有料プランを提供開始
新しく設けられた料金プラン(プロプラン)は月額費用が9800円かかるものの、VisaとMasterCardの決済手数料が2.69%となります。従来のプラン(スタンダードプラン)だと、この二社の決済手数料は3.25%だったので、0.56%引き下げられたことになります。
その他、JCB / American Express / Diners Clubの決済手数料はスタンダードプランと同じく3.40%+10円です。
日本発で利用できる競合サービスとしては、WebPayのCEOの久保渓氏もブログで上げている通りYahoo!のFastPayがあります。FastPayは現在VisaとMasterCardに対応しており、JCB / American Express / Diners Clubは未対応です。決済手数料は3.25%となっており、WebPayのスタンダードプランと同額ですね。元々、WebPayは4月1日にVisaとMasterCardの決済手数料の引き下げを行い、FastPayと同額になりました。
スタンダードプランよりもプロプランの方が得な場合、WebPayの方がFastPayよりも得ということになります。どれくらいの決済ボリュームがあれば、プロプランが得になるのか計算してみました。
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VisaとMasterCardの決済額が175万円を超えている場合、WebPayのプロプランを利用した方がお得になります。既にWebPayを利用していたり、今後ウェブサイトをクレジットカード決済に対応させることを考えていて、ある程度の決済規模がある方はプロプランを検討してみてはいかがでしょうか?