スマートフォンやPCなどで動画を見ていて、大きな画面で見たいなと、思ったことはありませんか?今回は、テレビに接続することで、動画を初めとした様々なサービスを利用できるセットトップボックスについてご紹介します。
セットトップボックスとは
ブラウン管テレビの時代に「テレビの上に置かれる箱」という由来から、セットトップボックスと呼ばれるようになりました。ケーブルテレビや衛星放送などを映すために使用される装置です。現在は、より進化し、端末などをテレビのHDMI端子に接続し、電話回線などを通しインターネットに接続することで、テレビ画面で動画などのサービスが楽しめることができるようになりました。
セットトップボックスの種類
現在では、様々な企業からセットトップボックスが販売されています。
Smart TV(SoftBank)
SoftBankからは、「Smart TV」と呼ばれるサービスが出ています。月額490円で、加入時は端末代はかからず、「GyaO!」が無料で見られます。他にも「TSUTAYA」「UULA」「BB TV NEXT」などのサービスもありますが、こちらは別途料金が必要になります。1つ注意点としては、解約金に4,750円かかってしまうことでしょうか。
http://www.softbank.jp/mobile/service/smart_tv/
Apple TV (Apple)
価格は、Amazonで10,099円で販売されています。価格は少し高めですが、月額980円の「hulu」で映画を楽しんだり、自分で撮影した写真や動画などをテレビ画面へ映すことができます。利用できるコンテンツが多いのが特徴です。
https://www.apple.com/jp/appletv/whats-on/
Chromecast(Google)
テレビのHDMI端子に接続して、WiFiで繋ぐことで、スマートフォンやPCで見ているネット上の動画などをテレビの画面で映し出すことができます。日本では2014年5月28日に発売されたばかで、AmazonやGoogle Play、ビックカメラなどで4,536円と一律で販売されています。「Chromecast」に対応した様々なアプリを見つけることができる”Cast Store for Chromecast”を利用することで、動画以外にも自分の撮影した写真なども映し出すことができます。
http://www.google.com/intl/ja/chrome/devices/chromecast/
最後に
従来のセットトップボックスは、ケーブルテレビなどを映し出すのに取り付け工事など手間がかかっていました。しかし、テレビのHDMI端子を利用し、自分でセットアップが簡単にできるようになり、より身近に動画やコンテンツを楽しむことが可能になりました。私たちのライフスタイルは、今までのような受動的にテレビ番組をみるのではなく、テレビ画面を利用し、自分の好きな動画やコンテンツを選んで見ることができる時代に変わってきているのだと感じました。
(Photo: Evening watching television by flash.pro)