あなたの色彩感覚はどれくらい?!見えている色で変わる色の世界

私たちは、毎日様々な色を見ています。しかし、男性と女性とでは、同じ色でも違う色に見えていることがあります。今回は、あなたの色彩感覚がチェックできる「Online Color Challenge」をご紹介します!

色の見え方

通常私たちは、「三原色」と呼ばれる3つの色で様々な色を見ています。

(「光の三原色」「色の三原色」 CC BY-SA / Wikipedia より)

  • 「光の三原色」:赤(R)・緑(G)・青(B)で構成され、3色を混ぜることで様々な色を作ることができます。全ての色を混ぜると白になります。主にテレビ画面やディスプレイに利用されています。
  • 「色の三原色」:シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)で構成され、色や光を反射して見る人に色の刺激を与えます。全ての色を混ぜると黒になります。主に印刷やカラー写真に利用されています。
動物では

動物も人とは違う色が見えています。特に鳥類は人には見えない「紫外線」が見えていると言われています。BuzzFeedYellowより「How Animals See The World」という動物が見えている世界の動画を参考にみてみましょう。

  • :犬は黄色と青色を見ることができまずが、赤色が認識できないため、全体的に青っぽく見えています。
  • :猫も同様に黄色と青色が見え、赤色は認識できません。しかし、人よりも暗いところがよく見えます。
  • :人には見えない「紫外線」が見えているそうですが、私たちは動画からその色を見ることはできません。
  • :昆虫にも「紫外線」が見えており、魚眼レンズのようになっています。
  • :草の中で暗くても明るく見えています。蛇にはサーモグラフィーのように温度によって物を見ることができます。
  • サメ:サメは色覚を持っていないため、全体が灰色に見えています。サメは血が赤いことを知らないのです。
  • :魚も「紫外線」が見えています。魚眼レンズのようになっていて、色はほぼ人と同じように見えています。
  • ネズミ:赤色を認識することができません。また、左右で視点を変えることができるようです。
男女では

男性と女性とではどのように色が見えているのでしょうか。Humour Spotから「How men and women see color」という画像が出ています。

女性は1色1色がどの色なのか細かくはっきり見えていますが、男性は大体の大まかな色しかわからず、同じような色は一括りにして1色として認識しているようです。女性が買い物で、男性にどちらの服の色がいいか尋ねると、男性は「どっちも一緒じゃないか?」と言って喧嘩になったという話は、よく耳にしますね。

あなたの色彩感覚をチェック!

では、あなたの色彩感覚はどれくらいなのか「Online Color Challenge」でチャレンジしてみましょう!

赤系・緑系・青系・紫系の4つの色が表示されるので、両端にある色に似ている色を並び替えてグラデーションにしていきます。並べ替えが終わったら、「Score Test」をクリックして結果をみてみましょう。

この”Your Score”の数値が低いほど、色彩感覚が優れているという結果になります。

真ん中のグラフは、間違えた色の部分を表しています。また、年齢と性別を選択して”Submit”をクリックすると、自分の年代の平均スコアを見ることができます。

最後に

あなたの色彩感覚はいくつでしたでしょうか?中々きれいなグラデーションを作るのに苦労します!チェックをする際は、ディスプレイ画面の明るさを少し明るくすると色が見やすいので、試してみてください。このチェックをしておけば、買い物中の喧嘩もなくなりますね!

(Photo: Colouring Pencils by Phillip Taylor CC BY-SA)

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