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100万人が利用する「Yo」と送るスマートフォンアプリは、どのように広がるのか?

今、「Yo」というスマートフォンアプリが話題を呼んでいます。たった一言、「Yo」と送れるアプリです。

このアプリを知って、「なんてバカげただろう」と思った人も多いのではないでしょうか。しかし、このアプリは6月23日に100万ユーザーを超えています。

6月19日にはAFPがYoへの投資額が100万ドル(1億円)を超えたと報道しています。このときにはユーザー数が5万人だったと書かれていますので、わずか4日の間に95万人増加した計算です。

さて、最初にこのアプリは「Yo」と言うだけのアプリと書きましたが、使い道は非常に幅広いのです。例えば、「WORLDCUP」というアカウントを友達として登録すると、実際のワールドカップでゴールが決まったときに「Yo」と送られてきます。送ってきた人や時間という情報(コンテキスト)から、何があったのかを考えられるため、友達と送り合う以外にも使い方は山ほどあるとNew York Timesの取材にアプリ制作者の1人のOr Arbel氏は答えています。

では、他にはどのような使い方があるのでしょうか?

そのひとつに、IFTTT(IF This Then That: イフト)というサービスがあります。これは、「AをしたらBをする」という風に、ひとつの行動をトリガーとして、別のアクションを同時に行うことができるようにするモバイルサービスです。ここに、Yoが加わりました。現在、連携できるアプリは13種類用意されています。

GitHubには、こんなものもありました。

  • Yo WordPress : WordPressで新しい記事を投稿したときにフレンド登録している人に向けて「Yo」を送信できる

物理的なボタンをタッチすることで「Yo」できる仕組みを作った人もいるようです。

日本でもブログに「Yo」ボタンを設置した人がいました。

これらを使うAPIはこちらでアカウント登録し、申請を行うと利用できるようになります。詳しくはMediumにあるYoのブログと、Google Groupに開設されたYo APIグループをご参考ください。

また、YoはTwitterで積極的に情報発信を行っています。意外な使い方から、有益な情報の共有まで幅広く行っていますので、興味がある方はフォローを推奨します。

単なるコミュニケーションだけで終わらない「Yo」がどんな発展を見せて行くのか、純粋に興味が湧いているので何か新しい情報があったらお伝えします!

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