「人は企業と仕事するのではなく、人と仕事をする」ということを知ってはいましたが、初めて意識したのは、確かHubSpotのブログを読んでいた時だったと思います(どのブログかは失念してしまいましたが…)。
人と人がするものですから、人間関係が仕事へ影響するのはある意味当然と言えるでしょう。
人と人を繋げるビジネスソーシャルネットワークLinkedInはブログにて、人間関係が仕事へ及ぼす影響についてのインフォグラフィックを公開しました。
ずばり、良い人間関係は職場を楽しくする、です。
人間関係は仕事へどのような影響を及ぼすのか?
結びつき
- 46%の人は、同僚と友情を築くことで幸せになると考えている。
ロイヤリティ
- 51%の人は、かつての同僚と連絡を取り合っている。
- ミレニアム世代(10-20代前半の若者)の1/3、ベビーブーマー世代(25歳-39歳)の5%は同僚との交流が、昇進へのはしごを登るために役立つと考えている。
友情
- 18-24歳の人々は、職場内での友情について、次のように感じている。
楽しい(57%)
モチベーションにつながる(50%)
生産性の向上(39%) - 専門家の18%は同僚との友情を作る方が、競争力よりもキャリアアップに役立つと述べている。
ワールドワイド
- インドネシアの51%のプロフェッショナルは、親しい同僚は友人よりも理解してくれていると感じている。これに対し、イギリスは9%である。
- インドの1/3のプロフェッショナルは、親しい同僚はパートナーよりも自分のことを理解してくれると述べている。
Relationships @ Work from LinkedIn
最後に
全世代に調査を行うと、各世代ごとに違う結果が出てきたかもしれませんね。この中にもありましたが、ミレニアムとベビーブーマー世代では考え方が違ったように、ジェネレーションXやジェネレーションYといった、世代間による考え方は大きいものと思います。
それでも、良い人間関係が職場にもたらす好影響は変わらないでしょう。人の能力を最大限に活かすなら、良好な人間関係を築けるようにするのが第一、ですね。
(Photo: A man who looks you straight in the eye, particularly if he adds a firm handshake, is hiding something. by Jon McStravick)