先週7月14日、Webmaster Central Blogでウェブマスターツールにインターナショナルターゲティングという項目が追加されたと発表されました。
この項目は[検索トラフィック] > [インターナショナル ターゲティング]から開けます。
この項目は言語と国の2項目に分かれています。
インターナショナルターゲティング -言語-
この項目は、言語や地域によって異なる言語ページやURLを返す「rel=”alternate” hreflang=”x”」というタグを使っている場合に、正確な結果を返せているかを確認できます。
ハイベロシティのページはhreflangを利用していないため、このページにはhreflangのサポートページへのリンクが表示されています。
例えばhreflangタグを使って言語を指定する場合にはISO 639-1形式、地域を指定する場合にはISO 3166-1 Alpha 2形式を使用する必要があります。ここで指定した際の表記が間違っていたときは、言語で確認できるようになっているようです。
インターナショナルターゲティング -国-
Googleの検索結果は場所ごとに異なることがあります。これは国や地域といった要素がGoogleのアルゴリズムに含まれているからです。
サポートページによれば、こうした際にはサイトドメインが参考になっているといいます。
- 国ドメイン(ccTLD) : .ca/ .deなどから国情報を取得し、検索結果を返している
- ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD) : .com/ .orgのようなURLを使っているサイトは、IPアドレス、ページのいち情報、ページの被リンク、Googleプレイスなどのデータを活用している
この項目はgTLDを利用しているサイトが特に有効で、ひとつの言語で多数の国にコンテンツを見てもらいたい場合はターゲットとなっている国を限定しないことで、多数の国にリーチしやすくなります。
グローバルサイトを運営している、もしくはしようとしている方には必見の機能ですね。