PINコード設定してる?LINE乗っ取り被害は続く!PINコードを設定しよう!

LINE Corporationは、7月17日にPINコードの設定を開始しました。被害は減少しているものの、乗っ取り被害は、PINコードサービス提供後も続いているようです。今回は、PINコードについてご紹介します。

パスワード変更とPINコード設定のお願い

PINコードの設定が開始されても、未だに設定をしていない人はたくさんいると思われます。自分からLINEのお知らせやLINE公式ブログを見ないと、情報を知ることができないのが大きな1つの点です。中には、「パスワードは強固にしているから大丈夫!」という人や「パスワード変更したからPINコードはいいかな」と安心している人もいるかもしれません。

そんな人たちやまだ、PINコードを知らない人たちに、LINEを開くと、「セキュリティ強化にご協力ください」というお知らせが7月31日に自動で出てきました!1度しか出てこなかったので、広告と思ってパッ!と消してしまった人もいるかもしれません。時間をおいて、4〜5回お知らせが出てくるのも効果的だったかもしれませんね。

Googleトレンドでは、7月16日に「LINE乗っ取り」の検索結果が最も高く、PINコードが開始されてから検索は落ち着いたものの、また最近になって上昇してきています。一方、「PINコード」の検索結果では、やはりサービスが開始された時点よりも、自動で表示されたお知らせ効果が出たのか、7月31日の検索結果が大きく表れています。

乗っ取られると流出するもの

犯人は、他のサービスで使い回されているメールアドレスとパスワードを入手して、LINEアカウントを乗っ取ります。何かのサービスを利用する時は、1つ1つ別のパスワードを設定した方が懸命ですが、たくさん利用していると覚えられず同じパスワードを使い回してしまうのが現状です。Webサービスが充実している現代ならではのサイバー犯罪と言えます。

LINEアカウントを乗っ取られると、犯人に以下のものが流出している状態になっています。

  • LINEに登録したメールアドレス
  • パスワード
  • 電話番号

Facebookアカウントを乗っ取り、そこからLINEのFacebook認証で、乗っ取る方法もあるようなので、Facebookのパスワードも注意した方が良さそうです。また、PINコードの初期設定では、電話番号の下4桁が設定されているので、乗っ取られてPINコードを設定されてしまうこともありえます。

PINコードを設定して乗っ取りを防止!

PINコードを設定していると、Facebookアカウントからの乗っ取りやメールアドレスとパスワードが流出している場合でも乗っ取りを防ぐことができるので、早めに設定しましょう。

メールアドレスとパスワードから乗っ取り!

Facebookアカウントから乗っ取り!

PINコードは、ログインする際に本人か確認するためのLINE専用の暗証番号です。乗っ取られてしまうと、最終方法としてLINEへアカウント削除希望という形の対処法になってしまいます。購入したスタンプやコインは、戻ってくるようですが、今までのトーク履歴は戻ってこないので、乗っ取られる前に対策をしましょう!

PINコードの設定しよう!

では、早速PINコードの設定をしましょう!いつも通りLINEを開き、“その他”にある“設定”を押しましょう。

“設定”にある上から2つめの“アカウント”を選択します。

“アカウント”の“PINコード”を選択します。まだ、未登録です。危ないですね。

PINコード”を選択すると、“PINコード変更”のページが表示されるので、4桁の数字を上の空欄と下の空欄の2カ所に入力して、確認ボタンを押せば、設定完了です!

パスワードの変更方法は、こちらを参考にしてみてください。

また、スマートフォンだけでLINEを使う場合は、「他端末ログイン許可」のチェックを外しておくとPCからの乗っ取り対策になります。

定期的に「ログイン中の端末」の項目を確認するのも良いかもしれません。ログアウトができるので、見知らぬ名前でログインしている端末があったら、ログアウトして、「他端末ログイン許可」のチェックを外すのも1つの対策になります。

最後に

4桁の数字を設定しておくだけで、LINEアカウントの乗っ取り防止対策になるので、面倒臭がらずに他では使っていない4桁の数字を設定しましょう。誕生日や簡単な数字の羅列などのような推測されやすい数字は避け、LINEだけの暗証番号を考えましょう。対策を万全にして、快適で便利なLINEライフを送りましょう!

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