ウェブサイトを運営している方なら、きっと「そのサイトで重要なキーワードって何?」と聞かれたら、すぐに答えられると思います。製品・サービスの名前かもしれませんし、あるいは生命保険のようなビッグキーワードかもしれません。
しかし、そのキーワードはサイトを傍から見た人間が、「確かに重要だ」と頷けるものでしょうか? ウェブサイトに入り、コンテンツを一通り見た後で「キーワードはズバリこれですね!」と思われないウェブサイトなら、運営方針を見直す必要が出てくるでしょう。
人が見たときにどう思うか――。それは他の部署の社員の方やご友人に任せるとして、今回はウェブマスターツールを使って、Googleがあなたのサイトをどのように見ているか、簡単に知る方法をご紹介します。
コンテンツキーワード
ウェブマスターツールを開き、[Google インデックス] > [コンテンツ キーワード]を開きます。
コンテンツキーワードを開くと、キーワードと重要度という項目の下に文字とバーがズラズラと並んでいます。
ここに表示されている文字はGoogleのクローラーが、あなたのウェブサイトを巡回したときに見つけた重要なキーワードだと考えたものです。つまり製品・サービス情報やブログなどのコンテンツを通して、あなたのサイトの中でも特に扱われているものと言えます。
この点については私の憶測ですが、重要度が高いキーワードほどサイトのオーソリティが高く設定されているのではないでしょうか。
あなたの考えるサイトのキーワードは、この中にありましたか?
重要なキーワードがここに無ければ、公開しているコンテンツは方向を絞れておらず、今後のキーワード戦略を練り直す必要があります。もう一度キーワードを書き出し、樹形図的に関連性のある言葉をつなげていけばコンテンツを考えることにも繋がります。メインキーワードに関連性のあるコンテンツを作成し、公開することで、その分野に対するオーソリティも高まりますので、行ってみてください。
もうひとつの可能性として、クロールエラーが出ているかもしれませんので、ウェブマスターツールで確認してみてください。手動でサイトマップを追加することもできます。
ウェブサイトの現状と認識をイコールにすることで、今後の向上策も練りやすくなります。ぜひ一度チェックしてみてくださいね!