9月も残すとこあと半分になり、あっという間に夏が過ぎ去ってしまいました。もうすぐ冬の乾燥した季節になってくると、インフルエンザが流行してきます。今回は、早めのインフルエンザ対策予防として、インフルエンザの警戒度をアラートで知らせてくれる「インフルエンザアラート – お天気ナビゲータ」をご紹介します。
冬に流行するインフルエンザ
インフルエンザは、12月〜3月にかけての寒い冬の時期に流行します。冬の冷たく乾燥した空気は、ウイルスが過ごしやすいため、私たちののどや鼻といった粘膜から感染します。インフルエンザは、主に大きく3つに分けることができます。
インフルエンザの3つの種類
- A型:症状が重く、世界的に大流行する
- B型:症状は重いが、1度感染すると2度目の感染は低くなる
- C型:症状は軽く、予防ワクチンの対象外
風邪とインフルエンザの違い
風邪とインフルエンザの違いとして、インフルエンザに感染すると高熱などの症状が出ます。また、普通の風邪の大きく違う点として、関節痛や筋肉痛などの症状があげられます。普通の風邪は、ゆっくりと時間をかけて発症していくのに対し、インフルエンザは急激に発症するので、冬の寒い時期に急激な発症と関節痛などの痛みがあったらインフルエンザと疑いすぐに病院へいきましょう。
(インフルエンザ(季節性)対策〜インフルエンザ 流行のピークは例年1〜2月!〜 より)
感染しないためには正しい知識と予防が大切!
インフルエンザの主な感染経路は、2つ「飛沫感染」と「接触感染」があります。
「飛沫感染」
よく耳にするのは、「飛沫感染」で、感染者の咳やくしゃみ、つばなどと一緒にウイルスが含まれており、そのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染してしまうケースです。この場合は、人混みを避け、外出する際はマスクなどを着用して出かけるようにしましょう。
「接触感染」
また、気をつけたい感染経路として「接触感染」があります。「接触感染」は、感染者が咳やくしゃみを手で押さえた時にウイルスが手に付着したままドアノブやつり革などに触れ、それのドアノブやつり革に触った後、手を洗わずに食べ物を食べたり、顔などを触ったりすると、粘膜から感染してしまうケースです。こまめに手を洗うことで防げるので、手荒いうがいをしましょう。アルコール消毒なども効果があるそうです。
また、病院などでは予防接種なども受け付けています。インフルエンザが流行し始める12月中旬くらいまでには、予防接種をしておくと、発症しても重くひどい症状になるのを防いでくれるので、事前に対策しておくことが大切です。
インフルエンザをアラートで予防!
予防と対策の1つとして、今はインフルエンザの危険度を知らせてくれるアプリがあります!早速、Google playやApple Storeにてインストールしましょう。アクセス権はそれほど多くないようです。
アプリのインストールが完了すると、まずは、地域の設定になります。「市町村から選ぶ」か「今いる場所(更新時に現在地取得)」のどちらかを選ぶことができます。今回は、「今いる場所(更新時に現在地取得)」を選択しました。早速、インフルレベルのポップアップが出てきました。インフルレベルは、現在地周辺の気温・湿度・気象条件から警戒指数を表示してくれているようです。
設定では、他にも「更新間隔」や「通知レベル」、「通知する時間(音・バイブ)」など、細かくアラートの設定をすることができます。
アプリのメインの画面では、気温・湿度・インフルエンザ指数が表示されています。画面上部にいる黄色いキャラクターが、インフルエンザレベルを教えてくれています。
設定ボタンを押せば、いつでも設定を変えることができます。また、「お天気ナビゲータへ」ではインターネット接続ですが、気象インフルエンザ情報や予報を見ることができます。画面上部の黄色いキャラクターは、どうやら「てなびん」という名前のようです。
最後に
「インフルエンザアラート – お天気ナビゲータ」は、いかがでしたでしょうか。インフルエンザを危険レベルにして、アプリでお知らせしてくれるなんて、驚きです。気温や湿度、気象条件などからインフルレベルを出していたようですが、空気が乾燥しているとインフルエンザウイルスだけでなく、他のウイルスも過ごしやすいので、乾燥している日は注意しましょう。インフルエンザの予防や対策を行なうなら、冬になり始める前から事前に準備をしておくと、予防接種での病院の混雑を避けられたり、薬局などでマスクやアルコール消毒の売り切れなども回避できます。インフルエンザアラートで、今年の冬を乗り切りましょう!