みなさんは、どんなときにタクシーを利用しますか?日本のタクシーは料金が高いというイメージからか、日常では、それほど頻繁に利用している人がいないように思いますが、酔っているときや終電を逃したときなど、困った時に便利なのがタクシーです。今回は、タクシーが便利に使えるタクシー配車アプリをご紹介したいと思います!
どんなときにタクシー使う?
アットホームの「都内勤務の20代〜50代営業職サラリーマンに聞く、タクシー代と住まいに関する調査」によると、タクシーを使う理由として最も多かったのは、「飲み会で終電・終バスを逃した時」が42.7%と、2位の「仕事で終電・終バスを逃した時」25.8%よりも半数も多い結果となっています。ついつい楽しくて時間を忘れてしまったり、といったところでしょうか。他にも荷物が多いときや目的地まで歩くのが遠い時など、自分が困っているときなどによく利用されるようですね。
「都内勤務の20代〜50代営業職サラリーマンに聞く、タクシー代と住まいに関する調査」/アットホーム より
アプリを活用!タクシー配車アプリ
アプリの普及により、最近ではタクシー配車アプリといった便利なアプリが提供されています。タクシーを呼びたいのに、中々呼び止められない時やタクシーがあまり走っていない地域など、アプリを使って簡単にタクシーを利用することができます。iPhoneとAndroidで提供されているタクシー配車アプリを見ていきましょう!
全国タクシー配車(iPhone / Android)
(全国タクシー配車 より)
iPhoneとAndroidで提供されています。アプリを起動すると、すぐに位置情報の設定を促されるので、利用する際は”ON”に設定しましょう。位置情報を”ON”にすると、すぐに現在位置が表示され、その場からタクシーを注文することができます。タクシー会社によっては、ネット決済も可能なので、予め登録しておけば、その場で現金のやり取りをする必要もなく、スムーズにタクシーの利用が可能になります。また、アプリで送り先のも指定できます。
日本交通タクシー配車(iPhone / Android)
(日本交通 より)
こちらもiPhoneとAndroidで提供されており、アプリの作りは、全国タクシー配車アプリと似ているので操作はとても簡単です。現在位置情報を取得すると、地図上にタクシーのアイコンが表示されるのがかわいいですね。日本交通のアプリなので、タクシー会社の選択はありませんが、送り先では空港や最寄り駅などの細かい指定ができます。また、ネット決済が可能なので、新しくアカウントを作成する際、クレジットカード番号を登録しておけば、支払いも簡単にできます。ネット決済会員には、クーポンもあるようなので、お得に利用することができます。
MKタクシースマホ配車(iPhone / Android)
(mkgrouprecruit より)
アプリのインストールが完了し、起動すると、まず最初に電話番号や氏名、利用規約などの各種設定画面になります。各項目を設定し、利用規約に同意しないと、アプリの機能を使うことができないので、登録しましょう。MKタクシーは、京都に本社を置いているタクシー会社のため、京都や大阪、兵庫といった関西でタクシーを利用する際に便利かもしれません。タクシーの注文をすると、各営業所の電話番号が表示されます。また、運賃の計算もできるので、注文する前に金額を確認することができます。
東京のタクシー「スマホdeタッくん」(iPhone / Android)
(Google play より)
東京23区と武蔵野市、三鷹市でタクシーを注文できるアプリです。タクシー会社に関わらず、タクシーを呼びたい場所の近くを走っているタクシーを呼ぶことができます。注文したタクシーがどこにいるかも確認することができるので、安心してタクシーを待つことができます。タクシー会社によっては、支払い方法が違うので、会社一覧から支払い方法を確認しておくこともできます。
ココきて・TAXI タクシー配車(iPhone / Android)
京成電鉄グループに所属している帝都自動車交通が提供しているアプリのため、東京都や千葉県でのタクシー利用を行なっています。注文は、電話での取り扱いとなっており、車種やインターホンなどといった注文も可能です。車種などは、利用するタクシー会社によって多少違いがあるようです。地図上で、簡単に料金検索も可能なので、乗車地や目的地を詳細に確認して、注文することができます。
海外のタクシー配車アプリ
日本では、Google playやApp Storeで「タクシー配車」と検索すると、たくさんアプリが出てきますが、海外ではどのようなアプリが利用されているのでしょうか。
Uber(iPhone / Android)
世界45カ国で利用ができ、日本でも配車サービスを利用することができます。車種は、ハイヤーという高級車を使用しており、予めクレジットカード情報を登録しておけば、現金不要でスマートな乗り降りが可能です。開始料金103円と、毎分67円+1キロ308円という料金方式で、料金が一律になっています。迎車料金も深夜料金もかかりません。乗車後は、アプリへ領収書が届き、乗車の評価をすることができます。
Hailo(iPhone / Android)
イギリス、ロンドンよりサービスが開始され、現在は12の主要都市で、タクシー配車サービスを利用することができます。アプリは、全世界共通となっているので、海外へ旅行へ行った際にもそのまま使うことができます。アプリを2タップで、タクシーが注文でき、事前にクレジットカード情報を登録しておくことで、現金不要なスムーズな降車が可能です。領収書もメールで受け取ることができます。
mytaxi – The Taxi App(iPhone / Android)
ドイツやスペインなど、欧米諸国にて40以上の都市で、利用が可能となっています。事前に予約ができ、支払いは現金やクレジットカード、PayPalの利用が可能です。気に入った運転手の保存や乗り心地の評価などもの機能も備わっており、その評価は他の人が利用する際に参考になります。
世界と日本のタクシー
(節約ZINE より)
世界の主要都市と比較した「1000円でどこまでいける?」というタクシーの走行距離を比較したインフォグラフィックスでは、日本は26位中25位と1000円で2.896キロしか進まず、やはり日本のタクシー料金は高いということがわかります。1位は、インドの86.960キロ!他の国と比較しても、その走行距離には驚きます。
最後に
タクシー配車アプリは、いかがでしたでしょうか。日本で、迎車を利用すると、別途に300円から400円ほどの迎車料金が取られてしまうようですが、アプリで簡単にタクシーを呼ぶことができるのは、いざという時にとても便利だと考えます。終電時刻を過ぎると、よく駅前のタクシー乗り場には長蛇の列ができていますが、タクシー配車アプリを使えば並ぶ必要もありません。タクシーを呼ぶ際は、ぜひ使ってみたいタクシー配車アプリを利用してみると、便利かもしれません。
(Photo: Taxi?! by Kenny Louie)