Facebookページでリンク投稿したらどれくらいのトラフィックになるのか?

この1年位で「インバウンドマーケティング」や「コンテンツマーケティング」というワードを聞く回数が急激に増え、オウンドメディアで記事発信をする企業も増えてきましたよね?

もちろんその前からFacebookを中心としたソーシャルメディアで発信しており、オウンドメディアのOGP設定などをしっかりと設定した上で、Facebookページからリンク投稿しているケースも多いのではないでしょうか?

しかし実際リンク投稿した場合に、どれくらいオウンドメディアへ遷移があるのか、知っていますか?
もちろんファンの属性や記事内容、コピーによって変わってくるかと思いますが、いくつかのページで調べてみましたので、皆さんの投稿はどうなのか、ご参考にしていただければと思います。

A社の場合(食品メーカー)

投稿内容は、主にイベント紹介・イベントレポート・ブランドストーリー・製品、素材に関わる記事で構成されています。リーチの違いはありますが、内容によって反応は歴然ですね。やはり単なる製品紹介やセールス情報よりも製品のこだわり、ブランド感が伝わる投稿は更に詳細を読みたくなり、クリックされているようです。

B社の場合(自動車関連製品メーカー)

投稿記事の構成は、ブランドストーリー・自動車関連情報・ドライブ情報・カーレース情報・企業情報・その他で構成されています。こちらの企業はインバウンドマーケティングの考えを取り入れ、まずはGet Foundされるためのコンテンツ発信をしており、そのような記事はFacebook上でもクリックされているようです。

C社の場合(専門書出版社)

ざっと見る限りでも記事によってリーチが大きく違いますね。基本的には、出版物の紹介・ニュースキュレーション・イベント紹介・メディアで取り上げられた記事を中心で構成されています。リーチでも10倍近く違いがあり、クリック率でも5倍以上の開きがありますね。

D社の場合(化粧品メーカー)

キャンペーン情報を軸に展開されていますが、ファンとのエンゲージメントを高めるために、リンク投稿ではないですが、ちょっとかわいい画像投稿などは非常に「いいね!」もたくさん集めています。しかしことリンク投稿となるとキャンペーン、特売情報がメインとなるため、クリックは低調のようです。

E社の場合(美容関連企業)

ビジュアル中心のリンク投稿となり、遷移先ページとの内容に大差ないため、Facebook内である意味完結してしまうので、クリックはあまりされていないようです。

F社の場合(BtoB企業)

ニュースキュレーション・業界最新情報・まとめ記事・ノウハウコンテンツなどで構成されています。数は多くはないけどコアなファンがいるのか、同じような記事でもタイトル・テキストによってオウンドメディアへの遷移は大きな違いがでています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?インバウンドマーケティング、コンテンツマーケティングを実践していくに際してソーシャルメディアであるFacebookを効果的に活用するのも重要だと思います。
「いいね!」のつき方もそうですが、クリックしてもらえるかどうかはオウンドメディアの整備(OGP設定など)だけではなく、Facebookページから投稿するテキスト、内容によって大きく成果が違うようです。平均してみてみると、1%以下のようですが、内容によっては3%以上クリックされているようです。今回は数件のFacebookページですので、実際はもっとクリックされているページもあることでしょう。

皆さんも、しっかりとペルソナを設定し、常に仮説を立て、プランを実行し、検証をおこなっていく必要があるかと思います。

  • f
  • t
  • p
  • h
  • l
  • n