スマートフォンを使っていて、ブラウザで悩むことは多々あると思う。私もiPhoneユーザーで、デフォルトのSafariを使っていて不便だから乗り換えたいと思ったことが何度かある。だから、色々とブラウザは試してみた。しかし、Safariよりも“マシ”だと思えるブラウザはなかった。そうGoogle Chromeが出るまでは…
Google Chromeがアプリとして登場するという荒技にでたgoogle。iTunesStoreのAppStoreでは下記のように説明されている。
iPhone、iPod touch、iPad でも、Chrome の高速ブラウジングをお楽しみいただけるようになりました。Chrome にログインして同期を有効にすれば、あなたの Chrome を、パソコンだけでなくモバイルでもご利用になれます。
早速試してみよう!
PCでのブラウザの地位を築きあげたGoogle Chrome。それが満を持してiPhoneにも現れたのは、今年の6月28日だ。私はリリースされた日にSafariから乗り換えた。
iPhone版Chromeが便利である3つの理由
私がSafariよりもChromeの方が便利と思う点は3つある。
1. PCのChromeと同期できる
まず1つ目の理由はこれだ。そして、一番大きな理由でもある。
Chromeのユーザーが多いのはご存知の通りだ。StarCounterのデータでは、ChromeのシェアがIEを追い抜いている。
ユーザーが多ければ多いほど、PCのChromeと同期できるメリットを享受するユーザーは多くなる。
私もiPhoneのChromeとPCのChromeを同期させているが、全く手間をかけずにPCと同じブックマークや履歴などが使えるようになるため重宝している。
PCでもChromeを使っているユーザーは、これだけでもiPhoneのChromeを導入する1つのメリットになるだろう。
2. いち早くFacebookへのシェアに対応していた
私がSafariから即乗り換えた理由の1つでもある。
iPhone版Chromeがリリースされた時に、SafariはTwitterのみで、Facebookへのシェアに対応していなかった。iOS6のリリースに伴ってSafariでもFacebookへのシェアに対応したが、先駆者のChromeを使い続けている。
また、Google+へのシェアに対応しているのもChromeだけだ。私はGoogle+もちょくちょく利用しているので、この機能は意外と便利である。
3. タブの切替が素早くできる
iPhoneでブラウジングをしていてタブの切替が結構面倒に思う。しかしChromeであれば、フリックするだけでタブに切替が簡単に行える。
右にフリックすれば、次のタブに。左にフリックすれば、前のタブに。そういった具合でタブ切替もサクサクできる。
この切替は単純なことだが、やってみるとサクサクできるのでハマってしまう。わざとタブを多く開いて、タブ渡りをしたのはいい思い出だ。
まとめ
私がChromeを進める理由は3つだ。
1.PCのChromeと同期できる
2. いち早くFacebookへのシェアに対応していた
3. タブの切替が素早くできる
現在、さまざまなサービスがスマートフォンを重視して移行しているが、まだPCを中心に使っているユーザーも多い。私もPCのヘビーユーザーであり、休日は1日中PCの前にいることも珍しくない。
そんなときに必要となるのがPCとスマートフォンの融合だ。PCと同じものを、スマートフォンでも活用できる。私はここに利便性を感じている。PCとスマートフォンで別々のものを利用していたら、いちいち操作に慣れなくてはならないし、ブックマークのようなサービスは、新たに登録し直さなければならない。
しかし、同一のサービスであればクラウド上で同期できる。これなら無駄もないし、何より便利だ。
スマートフォンはまだ万能ではない。少なくとも今後数年は、PCとスマートフォンが融合されたサービスが必要だろう。
ChromeはPCとスマートフォンの融合が体験できる、素晴らしいブラウザであると思う。
ぜひ皆様も、この体験をして欲しい。