「集客」「認知度UP」を行う上で絶対に外せないのがSEO。
今ではSEOの効果を狙った上で、サイトリニューアルを行うのは半ば当たり前の感さえあります。
せっかくのサイトリニューアルだから今まで実現できなかったことをできるだけたくさんやりたい。
しかしSEOにおいてデメリットとなる要素を入れてしまうと、リニューアルの前のほうが断然トラフィックが多かったという悲しい結果を招きかねません。
そこで、サイトリニューアル時にSEOの観点からこれだけは避けておきたいことを挙げておきます。
FLASHや画像を多用する
デザインやモーションなどに惹かれてFLASHや画像を多用してしまうと、検索エンジンが認識しづらくなります。
検索エンジンが認識をするのは、あくまでも「テキスト」です。
また現在サイトを見るデバイスとしてスマートフォンが急増していますが、FLASHはiPhoneのブラウザでは見られませんし、WiFiやLTE環境がないと、読み込みに非常に時間がかかることになります。ユーザ目線でもオススメできません。
グラフィックとテキストのバランスが良いサイトになるようにしましょう。
キーワードをあれこれ詰め込む
たくさんの商品やサービスを扱っている場合にありがちですが、SEOで上位表示を狙うキーワードを詰め込んでしまいます。
検索エンジンはサイトとキーワードの関連性を評価しますので、キーワードが多すぎると当然どのキーワードでも上非表示は見込めなくなってしまいます。
キーワードは、せいぜい3点までと心得ましょう。
リンク切れ、リンク先が「工事中」
検索エンジンはリンクを伝ってサイト全体を認識していきますので、リンク切れは禁物です。また今はほとんどありませんが、とりあえずページだけ用意して「工事中」とするのも、サイトとキーワードの関連性から禁物です。
逆に検索結果に今は存在しないリニューアル前のページが載ってしまっていて、当然クリックするとnot foundになることもあります。
できればリニューアル前とリニューアル後のURLを対応させて設計することが望ましいのですが、このようにnot foundになってしまった場合は、「.htaccess」ファイルを使って301リダイレクトをかけてあげましょう。
タイトルが適当、他のページと重複
SEOの内部施策でもっとも大切なのは、実はタイトル(titleタグ)の部分なのです。
例えば「メンズファッション 通販」というキーワードで狙いたい場合「メンズ通販なら○○○へ」というタイトルにします。
またタイトル部分は、ページごとに重複しないようにしてください。
前述の例を再び使うと、新着商品のページだったら、「新着情報|メンズ通販なら○○○へ」としてあげればOKです。
他にもたくさんありますが、大まかにはこのような感じです。
サイトリニューアル時は、どうしてもSEOを後回しにしがちです。
SEOだけで作業ボリュームがあるのと、サイトリニューアル自体が目的になりがちだからです。
本来リニューアルしたサイトはできるだけ早く収益化することがミッションです。
またSEOは即効性の高いものではないので、後追いでやるものではありません。
サイトの企画・設計するときから参考にしてみてください。