「今までの人気ブログ記事を電子書籍化して配信したい」と思ったことはありませんか?
今年はKindleやKoboが登場し、電子書籍を配信するには、端末も配信先も選択肢が広がってきました。そういう事情もあり、電子書籍を配信するには良い時期だと思います。
でも、電子書籍にするには少なからず手間がかかります。今回はその手間を出来るだけ軽減するサービスを3つご紹介します。
パブー
個人でも簡単に電子書籍を作れるようになるサービスです。そのなかに、ブログをインポートして電子書籍化するというものがあります。
Movable Type形式のエクスポートに対応している下記のブログサービスが、このインポートを利用することができます。
ウェブリブログ
ココログ
忍者ブログ
はてなダイアリー
FC2ブログ
JUGEM
Seesaaブログ
TypePad有料版のみ対応
ヤプログ!
gooブログ
livedoorブログ
パブーで電子書籍化するメリットは、読書コミュニティの『ブクログ』と連携していることです。ブクログには本棚機能や、レビュー機能があり、本のことを広めてもらったり、内容に対してのフィードバックをもらうことができます。さらにKoboストアでも販売することが可能です。
また、有料版であればパブーで公開したものを、Koboストアに加えてKindleストアその他の電子書籍ストアでも販売することができます。
電子書籍化できるブログの幅と、販売可能のサイトを考えると選択肢としては一番有力かもしれません。
Livedoor Blog EPUB書き出し機能
Livedoor Blogも、現在は有料版のみですが公式で電子書籍化機能を始めています。
EPUB書き出し機能(β)をリリース & 電子書籍の個人出版を応援するレビューサイト「キンドる速報」もスタート【追記あり】(Livedoor Blog 開発日記):http://blog.livedoor.jp/staff/archives/51786675.html
このEPUB書き出し機能で書き出されたファイルは、Kindleストアで販売することができます。公式に記載がありませんので確かではありませんが、EPUB3は国際規格なので、Koboストアなどでも販売できるのではないでしょうか。
ただし、パブーとは違ってKindleストアなどの設定は全て自分でやる必要があります。
Livedoor Blogの有料版を使っている場合は、この機能で書き出すのが一番簡単ではないでしょうか。
Livedoor Blog EPUB書き出し機能:http://blog.livedoor.com/guide/ebook.html
Ebook Glue
上で紹介した2つは、ブログサービスで書いたものを電子書籍化するものです。
一方で、3つ目に紹介する『Ebook Glue』は登録したRSSの新着フィードを電子書籍化するものなので、自前で用意したブログでも使うことができます。
ステップはたった3つです。
1. RSSフィードを登録する
2. フィードを受け取るごとに電子書籍が更新される
3. 読者が電子書籍をURLからダウンロード
ブログ所有者が行う作業は実質1のRSSフィードを登録するだけです。あとは自動的に電子書籍が更新されていくので放置でオーケー。
ただ、βテスト中なので、日本語がうまく表示されないというバグがあるそうです。今後のアップデートに期待ですね!
Ebook Glue:https://www.ebookglue.com/